Interview
2013年度入社


技術開発職/設計職
最先端のインフラメンテナンスの技術を海外から導入したり、その技術をアレンジし、国内の審査基準に合わせて改良する役割を担います。
また必要に応じて、産学共同研究等を通じた独自の技術開発も行います。
新潟県には自社の実験場を2箇所設け、日々強みである技術力を高める努力を重ねています。
-
入社したきっかけは?
大学の研究室の繋がりから紹介してもらったのがきっかけです。技術開発も自社で行っていることを知り、理系で土木専攻という自身の強みを活かした仕事ができると考え、入社を決めました。自分の仕事が先々誰かの命を守ることに繋がり、災害復旧にも役立てられると考えました。
-
仕事内容は?
社内に3つある柱となる事業のうち、防災グループで取り扱う工法の整備や更新、さらには新しい工法の開発を進めています。
ほとんどが1~2年かかる長期的な開発です。一つ一つの工法について、構造の立案から実験そのもの、データ処理や分析、シミュレーション、計算書類の作成、マニュアルの構成などを担当しています。 -
この仕事のやりがいは?
防護柵などの製品が設置された後、現場を視察しています。緊張と共に湧き上がる想いは、自分の開発した製品が被災地の復旧活動に必ず役立つという強い信念です。
実験というのは必ずうまくいくわけではありません。研究にかかる費用を考えるとプレッシャーをどうしても感じ、迷います。成功するのかわからない中で不安や緊張の中から結論を生み出し、自分を信じての挑戦になります。実験が成功して形となることを未来に描いて自分を鼓舞し、モチベーションを高めてワクワクを楽しんで仕事をするようにしています。 -
どんなスキルが身に付きましたか?
技術職というのは、理論的な考え方と進め方が必須だと感じています。
技術をプレゼンする際には、開発における重要な根拠を明確に伝えられるよう、設計と計算を繰り返して資料に落とし込みます。そのため論理的な思考が養われます。また営業に同行して細かい部分を説明するため、専門外の人にも伝わるよう説明する力も自然と身に付きました。
実験当日のタイムスケジュール
8:30
朝礼
9:00
実験準備および実験柵の形状計測
11:00
実験1回目
12:00
昼食
13:00
実験準備および実験柵の形状計測
14:00
実験2回目
15:00
実験後の形状計測およびデータ整理
16:30
片付け
17:20
退勤

東亜グラウト工業の魅力
働きやすい環境、残業が少ないこと、教育体制に力を入れているという所です。建設業界でよくイメージされている3Kの雰囲気とは全く違いました。
私の所属する部署はなんでも言い合えるメンバーです。上司であっても常に相談に乗ってもらえて、部署内で話がしっかりできるということは、探求心が満たされ自身の業務の楽しさに繋がっています。